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プロローグ(昭和61年秋)

 生徒指導室には生徒が学校へ持ち込んだ「学業に関係ない物品」を没収して保管しておくロッカーがある。没収された物は、生徒が反省文を提出すれば返却されるのが決まりだったが、何度も持ち込み違反を犯した生徒の没収品や、反省文を書かない生徒の没収品はロッカーの中で忘れられてゆく。


 一学期に没収された物品は夏休みが始まるまでに反省文を書けば生徒に返却されたはずだが、二学期が始まった今となっても十数点の没収品がロッカーに収められていた。


 放課後の生徒指導室、一年生の風紀委員長を務める恵は、学年主任の教師より一学期中に取りに来なかった没収品の廃却を頼まれてロッカーから段ボール箱へ没収品を移動していた。


 木元恵(きもと めぐみ)は、高校一年生。首都圏のベットタウンに住んでいる。この春、国公立大学への進学率が高く、県内でも偏差値がトップレベルのこの学校へ入学して五ヶ月が過ぎた。


 背丈はクラスの順番では中程だったが、スリムな体型の恵は身長よりも長身に見える。さっぱりとしたショートカット髪型と相まって、恵の第一印象はボーイッシュな少女だ。


 一年生の風紀委員長を務める恵は、何事にも対しても破綻することなく落ち着いており、成績も良いので、同学年の友人や、教師からの信頼も厚かった。


 学年主任の教師は没収物の整理を恵と、一年生の風紀副委員長に頼んだのだが、風紀副委員長を務める少女は家庭での用事があるため早めに帰らなければならないと言った。恵は「それほど整理する物は無いですから、私一人で大丈夫ですよ」と教師に告げ、一人整理に残ることになっていた。


 ロッカーから段ボールへ没収品を移動する恵の手がふと止まった。彼女の手元には一冊の雑誌がある。それは、成人向けでは無いが性的な漫画が多く掲載されている「ロリステップ」という雑誌だった。恵も、何度か、男子がクラスでその雑誌を回し読みして所を見ている。


 今でこそ、恵は真面目で清楚な印象を周囲に与えているが、幼いときから性的な物に対する好奇心は人一倍強かった。小学校四、五年生の頃までは「エッチなメグちゃん」とまで言われていたぐらいだ。恵の中で好奇心が膨らんでいく(どんな内容の本なのかしら・・・?)。


 没収品ではあるが捨ててしまう事になっている物である。そして、処分は恵に任されているのだ。


 (捨ててしまった事にすれば・・・)恵は、そっと誰もいない生徒指導室を見回した後、はやる気持ちを抑えながら、その雑誌を自分の鞄へとしまい込んだ。


 処分する没収品を焼却炉に入れてきたことを学年主任に報告して恵は下校した。帰宅する電車の中で、持ち出した雑誌の内容に対する期待が高まり、少しドキドキとした感じを覚えた。


 恵の家は最寄りの駅から歩いて15分程度、河川敷に連なる公園に面した昔からの住宅地だ。


 母親と二人で夕食を済ませて入浴を終えると恵は自分の部屋へと引きこもる。母親は成績が良くなり注意することも少なくなった娘の行動には何も言う事は無かった。


 静かに部屋の鍵をかけると、恵は高まる心を抑えながら、鞄の中より雑誌を取り出す。そして、机に向かって一ページずつゆっくりと内容を読み始めた。


 数分後、がっかりとした気持ちの恵は雑誌のページを乱雑にめくって漫画を読み飛ばしていた。雑誌に掲載されていた漫画の多くが、男性の欲望をそのまま絵にしたような内容であり、その絵も、恵の目から見ても稚拙に感じられたからだ。「何か自分の知らないすごい事が書かれているかもしれない」という恵の期待が裏切られたようとしていた。


 漫画のページが終わり、巻末の読者コーナーが現れた所で恵の手が止まった。そして、恵の目は読者コーナーの表に書かれた言葉を見つめている。そこには、「今月の自慰レポート!」と書かれた見出しがあった。


 恵はオナニーを知っている。それも、同年代の少女の誰よりもオナニーをしているのではないかと、恵自身も感じている。勿論、そんな会話を友達としたことはなかったが。


 そんな行為をしている事を、友達に知られるだけでも顔から火が出るような恥ずかしさだろう。そんな恥ずかしい行為をレポートする・・・。(どんな事がかかれているんだろう?、ほかの人はどんな事をしているのだろう?)性的な好奇心が恵の心を刺激する。ページを繰った恵は、今月の自慰レポートを読み始めた。


 「こんにちは、綾という高校二年の女子です。私も、今回思い切って自慰レポートしてみたいと思います。私は夜中になると家をこっそり抜け出して、近くにある川原の中を通っているサイクリングロードへと行きます。サイクリングロードの途中には、両側に高い草がいっぱい生えていて、周りからは誰にも見えない場所があるからです。エッチな私はその場所に着くと、スカートもパンツも脱いじゃって、下半身スッポンポンになっちゃいます。お尻も、お○んこも丸出しにして、スカートとパンツを手でもって歩くとすっごく興奮します。興奮してお○んこが濡れちゃうと、外なのにそこでオナニーまでしてしまいます。外でエッチな事をしていると思うととっても興奮してきちゃうんです。恥ずかしくて友達とかには言えないけれど、誰かにこんなエッチな私を知って欲しくてレポートしました。また今度レポート書きたいと思います。」


 恵は息を荒くしてパジャマの下の下着に入れた右手を激しく動かしていた。


 (外で・・・外でオナニー・・・、私だけじゃない・・・、私だけじゃないんだ・・・!)


 自分の性癖の異常性を自覚して恵にとって、自分と似た様な性癖を持つ少女が他にもいることを知った事は、衝撃的であるのと同時に、恵に不思議な安堵感と興奮を与えた。


 (私だけじゃないんだ・・・)


 自らも特殊と思っていた自分の性癖を、いつも恵は誰かに話してしまい気持ちが絶えずあった。こんな私の気持ちをわかってくれる人に、全て話してしまいたい。そんな気持ちを長い間心に秘めていた。


 「自慰レポート」を読んで、その気持ちが奔流の様になって恵の心に押し寄せた。


 (私も、私も自慰レポートを書かなくちゃ・・・私のオナニー・・・誰かに聞いて欲しい・・・)


 小刻みに動いていた恵の身体が、二、三度腰が前後振れるように大きく動いた後に止まった。下着に入れていた右手の動きも止まっていた。

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